がんは世界で重大な死因の一つです。がんの効果的な治療には初期段階でがんを見つける必要がありますが、多くの患者さんは、がんが他の臓器に転移した後に治療を開始するため、手遅れのケースが多くなっています。そのため、手術や放射線治療による症状の緩和が中心となっています。また、がんが転移している場合には化学療法を用いて治療を行います。

がんの治療は手術、放射線治療、化学療法がおもな治療法ですが、肝臓がん、肺がん、卵巣がん、白血病など多くのがんでは良い治療効果が得られず、長期的にみると再発や全身への転移がみられます。また、体力が続く限り、化学療法を受ける必要があり、副作用により免疫システムの崩壊、感染力や体力の低下、脱毛などがみられ死に至るケースも多くあります。

“がんは負の遺産”

• - がんは様々な要因で発症します。散発性のがんは放射性物質への曝露や発がん性のある化学物質が体内に取り込まれることで標的細胞に影響を与える危険な発がん物質となり、がん細胞の分裂と増殖を加速する遺伝子が変異します。多くがんはこのタイプです。


• - また、一部の種類のがんは遺伝性で、異常な遺伝子が親から子へと受け継がれ、ほとんどが小児の時期から発症します。一方、家族性のがんは遺伝子の異常が原因と考えられていますが、汚染された食物の摂取や大気汚染、ウイルスの感染など環境によって刺激されるまで発症しません。そのため、遺伝性のがんとは違うタイプに分類され、子供での発症率は高くありませんが、がんに罹患した親族がいる場合は注意をしなければいけません。


• - そのため、家族にがんの既往歴がある場合は年齢や体の異常に関係なく罹患リスクが高くなります。しかし、がんを早期に発見できた場合は全身に転移する前に治すことが可能です。

“パナシー メディカル センターでのがん診療と治療”

パナシー メディカル センターでは専門医が、がんの罹患リスクの診断、ステージごとの治療、予防とリハビリテーションを含む統合治療を目標にした“がん撲滅プログラム”を開始しており、以下のような、患者さまの生活の質（QOL）の向上を目的とした包括的な治療を提供しています。

• - 免疫療法

• がん細胞を排除するための細胞の強化；
  がん細胞の検出と排除に重要な細胞、樹状細胞およびナチュラルキラー細胞 (NK細胞)を強化します。ガンマ デルタ T細胞療法は白血球の数を増やして、がん細胞を排除します。



• - バイオセラピー（生物学的療法）

• 化学療法と同様に自然な方法で機能し、がん細胞のみに影響を与え、他の正常な細胞には副作用を与えないドイツで開発された生体抽出物質を使用してがん細胞を排除します。



• - デトックス

• デトックスプログラムによる身体機能のリハビリテーションとフォローアップ



• - 栄養バランス

• 細胞に新鮮な酸素を供給して活性化させ、栄養素の摂取や自然療法で全身の機能を整えることで細胞に栄養やエネルギーを与えるプログラム

パナシー メディカル センターの専門医はバイオセラピーによる治療と免疫療法を使用した細胞治療において日本の医療機関とも研究を進めており、効果的で優れたがん治療の技術と専門知識を有しています。